「ND」「不検出」「検出されず」「検出限界未満」の意味
「ND」「不検出」「検出されず」「検出限界未満」の意味 現在、国・自治体・民間機関・市民測定所等で食品中の放射能検査が頻繁に実施されています。 公表された検査結果に書かれている、 「ND」「不検出」「検出されず」「検出限界未満」 などの表記をご覧になったことがあると思いますが、検査機関によって表記が異なるので多くの一般市民は混乱してしまうという実態があります。 今回は、 「ND」「不検出」「検出されず」「検出限界未満」の意味を解説 してみましょう! それぞれの表面的意味としては ① 「ND」:Not Detected(検出されなかった) 疑問:ほんとに無かったの? ② 「不検出」:検出されなかった 疑問:ほんとに無かったの? ③ 「検出されず」:検出されなかった 疑問:ほんとに無かったの? ④ 「検出限界未満」:検出できる最小値に満たなかった 疑問:実際はどのくらいだったの? ….となるのですが、いずれも適切な表現ではなく、①〜③は「ゼロ」と思ってしまう方もいらっしゃるだろう! 実は意味するところは全て同じなのです。表現が好ましくないのです。出来れば使用しないでいただきたい。 壊変は確率現象 セシウム137やヨウ素-131等の放射性核種が壊変するのは、いつも一定ではなくて バラツキを持った確率的な現象 なのです。(10枚に1枚は当たるはずの宝くじの末尾賞300円ですが、バラで100枚買っても必ずしも10枚当たるとは限らず11枚の時もあるし8枚の時もある…..) バラツキをもった放射性核種の壊変に伴って放出される放射線を、測定器で観察するわけですから測定値も当然バラツキをもってしまうわけです。 長時間観察したら(大量の宝くじを買ったら)、一定の放射能に収束する(10枚に1枚当たる状況に近づく)わけですがバラツキが全く無くなるわけではありません。 自然計数もバラついている 測定器に検体をセットしていない状態でも周囲にある 自然界の放射線によりカウントされてしまう現象 があります。 これが 自然計数(バックグラウンド) と呼ばれるもので、同様に一定ではなくバラツキを持っています。 測定器に検体をセットした状態では、バラツキを持った自然計数に加えてバラツキを持った検体中の放射性核種からの放射線を同時にカウント...
単純に上流から下流に流れると思っていたが、流速が関係しているようですね
返信削除沈殿速度が関数に入るので泥の粒径も関数関係があると思います