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2012年4月10日火曜日

開設の目的

市民測定室開設の目的


     福島第1原子力発電所事故により、福島県を中心に東北・関東の広い範囲に放射性物質が拡散し、大地も水も、全てを容赦無く汚染させました。現在も事故を引き起こした原子力発電所からは放射性物質が放出され続けており、私達は少なくとも数十年もの長期にわたり放射能と付き合っていかなくてはなりません。
幸いにも新潟県への影響は、現在のところ大きく無いので、ひとまず「安心」なのですが、雨、風などの自然現象や人為的な食品等の物流によって放射性物質が移動し、豊かな故郷が汚染される可能性は否定出来ませんので、今後も注意深い放射能測定監視が必要と考えています。
新潟県内の各自治体は「空間線量率」を測定し、県は水・食品・土壌等の放射能検査を実施しています。 しかし、県も市町村も同じく予算不足、検査機器の不足、人材不足のため充分な監視ができているとは言えません。
     あがの市民放射線測定室(あがのラボ)は自治体がカバーし切れない部分を補完するため、また放射能を調べたいと考えているが高額な検査費用に二の足を踏んで行動できない方々をサポートする目的で開設されています。



新潟県内各自治体の放射線への対応
見附市:簡易型放射線測定器の貸し出し
新潟市:空間線量測定器(日立アロカメディカル TCS-172B)の貸し出し
十日町市:空間線量測定器(日立アロカメディカル TCS-172B)の貸し出し
新発田市:食品等の放射能測定(持ち込み検査)/ 機器:ジャパンブランドJB5000PLUS


新潟県内市民レベルの放射線への対応
  ◎「長岡市民放射線測定会」:測定調査と勉強会実施

  ◎「子どもたちを放射能から守る会@新潟」

あがの市民放射線測定室(あがのラボ)に設置予定の放射線測定器(5月中旬)


γ線放射能モニター
ATOMTEX(ベラルーシ) AT1320A
NaIシンチレーター:Φ63×63(mm) [2.5×2.5(インチ)]
測定可能核種:I-131、Cs-134、Cs-137、K-40
Cs-137検出限界値:〜3Bq/kg(飲料水)
       ※検出限界値は、測定対象核種や測定試料(水、野菜、土壌等)、測定時間により変動します。

空間線量率(線量当量率)測定
日立アロカメディカル社製
シンチレーションサーベイメーター TCS-172B
測定可能範囲:バックグラウンド~30μSv/h(1cm線量当量率)





あがの市民放射線測定室(あがのラボ)の位置







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