2012年9月14日金曜日

測定結果(9/7〜9/14)

測定結果(9/7〜9/14)

 スーパーで安売りしていた「もも果汁飲料」から放射性セシウムが検出されました! 

 

もも果汁入飲料


試料名 採取日 測定日 放射性Cs合計値
(Bq/kg)
明治ブルガリアヨーグルト(宮城県東北工場) スーパー購入 2012-09-10 検出限界未満(<2.7)
雪のふる里低脂肪乳(南魚沼市・KK雪里) スーパー購入 2012-09-10 検出限界未満(<3.0)
北の草原牛乳(燕市・原田乳業) スーパー購入 2012-09-11 検出限界未満(<3.0)
白米(北越後コシヒカリ 新発田市23年産) スーパー購入 2012-09-12 検出限界未満(<3.4)
35%もも果汁入飲料(ヤマザキ) スーパー購入 2012-09-14     3.0


    セシウム137のみ検出! セシウム134は検出限界未満でした。 なお、測定時間 50,000秒の検出限界値は、セシウム137(1.4 Bq/kg)、セシウム134(1.3 Bq/kg)
    原材料に使用されている桃は国内産ですが詳細な産地は不明! (山梨、福島、長野県の3県で桃の生産量の65%を占めています。)
    35%もも果汁入飲料の1缶(350ml)に、約1ベクレルの放射性セシウムが含まれている計算になります。 また、原材料の桃は 8〜9 Bq/kg程度のセシウム濃度と推測できます。



  なお、JA新ふくしまでは、NaIシンチレーション検出器を用いて出荷前農作物の放射性物質自主検査を実施しています。 ただし、測定時間30分で検出限界 セシウム137 10Bq/kg、セシウム134 10Bq/kg、セシウム合算 20Bq/kgという極めて緩い条件で測定しています。 JAが独自に自主検査することは評価に値しますが、基準値(セシウム合算で100Bq/kg)を超えていないという根拠で放射性セシウムが含まれている農作物を市場に出荷していることは、生産者の姿勢が疑われます。 到底、「風評被害」の払拭には効果は無いでしょう! 



 ★連絡先
   あがのラボ (あがの市民放射線測定室) 担当:村上
           0250-62-3102  /  080-3208-6563

   Twitter  : @purplewatch
   Facebook : http://www.facebook.com/nao.purpleswan


あがのラボ放射能無料検査申込書pdf

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